「通勤電車の中の時間を、ブログ作業に使えたらいいのに」「でも、スマホで長い文章を打つのはつらい……」
本業を持ちながら副業ブログを続けていると、一度はこう思ったことがあるのではないでしょうか。
結論から言うと、Claude CodeのRemote Control(リモートコントロール)機能を使えば、PCで動いているClaude Codeに、スマホのClaudeアプリから指示を出せます。記事の見出し構成のチェックや、下書き投稿の指示も、移動中にスマホひとつで進められますよ。
- Claude CodeのRemote Controlで何ができるのかが分かる
- VS Codeとスマホアプリを使った、具体的な使い方が分かる
- うまくつながらないときに確認すべきポイントが分かる

スマホでブログを書こうとしたことはあるんですけど、文字を打つのが大変で、結局続かなかったんですよね……。



分かります。でもRemote Controlなら、スマホで長文を打つ必要はないんです。私も電車などの移動中によく使っていて、スマホから記事づくりの指示を出しています。
- 国立大学卒のサラリーマン
- 新卒でJTCに入社するも、新入社員研修中にFIREを決意。副業ブログを始めるが、収益が伸びず挫折。いつしかブログは放置。
- Claude codeと出会い、放置していたブログを久々に動かしてみると、できることの多さに驚く。収益も面白いほど増加。
- Claude codeで副業ブログを動かすノウハウを発信することで、さらに良い使い方が見えてくるのではないかと思い、本ブログを開始。
スマホでブログ執筆をしたくても従来は難しかった
これまでも、スマホでブログを書くこと自体はできました。ただ、実際にやってみると、いくつもの壁にぶつかります。
- 長い文章の入力がつらい:数千文字の記事を、スマホのキーボードで打ち続けるのは現実的ではない
- 編集画面の操作が細かい:見出しや表、リンクの設定を、小さな画面で整えるのはひと苦労
- 調べものに向かない:キーワードの検索数を調べたり、競合の記事を読み比べたりと、画面を何度も行き来する作業が多い
結果として、ブログの作業は「PCの前に座れる時間」にしかできませんでした。朝早く起きて時間をつくる、週末にまとめて書く。副業ブログは、そうやって時間をひねり出す勝負になりがちだったんです。
Claude Code Remote Controlとは
Remote Controlは、PCで起動しているClaude Codeの作業に、スマホのClaudeアプリやブラウザからつないで、続きを操作できる公式の機能です。
大事なポイントは、作業そのものはずっとPCの上で動いているということです。スマホは、PCで動くClaude Codeをのぞく「窓」のような役割にすぎません。そのため、PCに設定したラッコキーワードとの連携や、WordPressへの接続設定なども、そのままスマホから使えます。
Claude Codeを起動してから終了するまでの、ひとまとまりの作業(会話)のことです。Remote Controlでは、PCで開いているこのセッションに、スマホからつないで続きを進めます。
PCとスマホの会話は同期されるので、家のPCで途中まで進めた作業の続きを、外出先のスマホから再開することもできます。スマホで撮った写真やファイルを送ることも可能です。
Remote Controlを使うための条件
2026年9月時点の公式ドキュメントでは、次の条件が必要とされています。
| 項目 | 条件 |
|---|---|
| 契約プラン | Pro・Max・Team・Enterpriseのいずれか(APIキーでの利用は非対応。Team・Enterpriseは組織の管理者による有効化が必要) |
| PC側 | Claude Code(VS Code拡張機能、またはターミナル版)が起動していること |
| スマホ側 | Claudeアプリ(iPhone・Android)、またはブラウザでclaude.ai/codeを開く |
| アカウント | PCとスマホで、同じClaudeアカウントにログインしていること |
仕様は変わることがあるので、最新の情報は公式ドキュメントもあわせて確認してください。
セキュリティ面は大丈夫?
「外からPCを操作できる」と聞くと、少し心配になりますよね。公式ドキュメントによると、PC側のClaude Codeは外向きの通信だけを行い、外部からの接続を受け付けるための入り口(ポート)をPCに開けることはありません。通信も暗号化されています。
ただし、端末間で会話を同期するため、会話の内容はAnthropic社のサーバーに保存されます。また、スマホから操作できるということは、スマホを他人に使われると困る、ということでもあります。画面ロックの設定は必ずしておきましょう。
Claude Code Remote Controlの使い方(スマホ→PC)
当サイトでおすすめしている、VS Code拡張機能でClaude Codeを使っている場合の手順を紹介します。
手順1:PCのVS Codeで「/remote-control」と入力する
VS CodeでClaude Codeを開き、指示を入力する欄に /remote-control と入力して送信します。短く /rc と入力してもOKです。初回は確認の画面が表示されることがあるので、内容を確認して有効にしましょう。
接続されると、入力欄の下に「Remote Control」という表示が出て、会話欄にはこのセッションのURLが表示されます。
手順2:スマホのClaudeアプリで「Code」を開き、セッションを選ぶ
スマホにClaudeアプリを入れて、PCと同じアカウントでログインします。アプリのメニューにある「Code」をタップすると、セッションの一覧が表示されます。
Remote Controlでつながっているセッションには、パソコンのアイコンと、オンラインを示す緑の点が付いています。これをタップすれば接続完了です。手順1で表示されたURLを、スマホのブラウザで開いてもつなげられます。
手順3:いつもどおり日本語で指示を出す
あとはPCで使うときと同じように、日本語で指示を出すだけです。たとえば、こんな指示ならスマホからでも一言で済みます。
- 「〇〇というテーマで、記事の見出し構成を3案考えて」
- 「2案目の構成で本文を書いて、WordPressに下書き投稿して」
- 「昨日書いた記事の導入文を、もう少し短くして」
Claude Codeが作業の途中で「この操作をしてもいいですか?」と確認を求めてきたときも、スマホから承認できます。
手順4:終わったら接続を切る
接続を切りたいときは、PCのVS Codeでもう一度 /remote-control を実行します。
なお、毎回つなぐのが面倒な場合は、VS Code拡張機能の設定メニューにある「Enable Remote Control for all sessions」をオンにしておくと、Claude Codeを起動するたびに自動でつながるようになります。
ターミナル版のClaude Codeを使っている場合
ターミナル(黒い画面)でClaude Codeを使っている場合は、作業したいフォルダで claude remote-control と入力して起動します。スペースキーを押すとQRコードが表示されるので、スマホで読み取ればClaudeアプリで直接開けます。すでに起動中のClaude Codeなら、VS Codeと同じく /remote-control でつなげられます。
つながらない・使えないときのチェックポイント
うまくつながらないときは、次のポイントを順番に確認してみてください。
- PCがスリープや電源オフになっていないか:作業はPCの上で動いているため、PCが止まっているとスマホからは操作できません。ノートPCのふたを閉じている場合は、後述のスリープ対策ができているかも確認しましょう
- VS Code(またはターミナル)を閉じていないか:Claude Codeを終了すると、セッションはオフラインになります
- PCとスマホで同じアカウントにログインしているか:別のアカウントだと、セッション一覧に表示されません
- Claude CodeにAPIキーでログインしていないか:Remote Controlは、Proプランなどのサブスクリプションでのログインが必要です
- 会社のネットワークやVPNを経由していないか:ネットワークの設定によっては、接続が拒否されることがあります
- Claude Codeが古いバージョンのままになっていないか:機能が使えないときは、まずアップデートを試してみましょう
Claude Code Remote Controlが役立つ場面
Remote Controlを使うと、これまでブログ作業に使えなかった時間が、そのまま作業時間に変わります。副業ブログで特に役立つ場面を紹介します。
通勤などの移動中に、記事づくりを進める
いちばん効果が大きいのが、移動時間の活用です。家を出る前にPCでClaude Codeを起動しておけば、電車の中でスマホから「このテーマで見出し構成を考えて」「OK、その構成で本文を書いて下書き投稿して」と指示を出せます。家に帰ってPCを開いたときには、下書きができあがっている、という使い方ができます。



私がいちばんよく使っているのが、この移動中の使い方です。細かい文章を打つ必要はなくて、Claude Codeの提案を読んで「ここを直して」「これで進めて」と返すだけなので、電車の中でも十分に作業が進みます。
ノートPCを閉じたまま使うなら、スリープ対策をしておく
ノートPCをカバンに入れて持ち歩きながら使いたい場合は、ひとつ壁があります。多くのノートPCは、ふたを閉じると自動でスリープしてしまうんです。スリープ中はClaude Codeの作業も止まるので、スマホから指示を出しても先に進みません。
そこで、ふたを閉じてもスリープしないように準備しておきます。
| PC | 方法 | ポイント |
|---|---|---|
| Mac | 無料アプリ「Capsomnia」を使う | Caps Lockキーをオンにするとスリープを防ぎ、オフに戻すと通常の動作に戻る。キーのランプで状態がひと目で分かる |
| Windows | 標準の設定で、ふたを閉じたときの動作を「何もしない」に変える | 追加のアプリは不要。電源につないでいるときと、バッテリーで動いているときで別々に設定する |
Capsomniaは、MacBookを閉じた状態でもAIエージェントなどの作業を止めないために作られた、オープンソースのアプリです。公式サイトから配布されているインストーラーで導入します(インストールには管理者権限が必要です)。2026年9月時点では、Apple シリコン搭載のMac(macOS 14以降)に対応しています。オンにしている間はCaps Lockキーで大文字に切り替わらなくなることと、一定時間で自動的にオフにするタイマー機能があることも覚えておくと便利です。
Windows 11の場合は、「設定」→「システム」→「電源とバッテリー」→「カバーと電源ボタンのコントロール」から、ふたを閉じたときの動作を「何もしない」に変更します。メニューの名前は、Windowsのバージョンによって異なる場合があります。
ただし、スリープしないまま閉じたPCをカバンに入れると、熱がこもりやすく、バッテリーの減りも早くなります。Capsomniaの公式ドキュメントでも、通気と電源に気を配るよう注意書きがあります。移動中など必要なときだけオンにする、タイマーで自動的にオフにする、Windowsなら使い終わったら設定を元に戻す、といった使い方を心がけましょう。
昼休みや待ち時間に、下書きを確認して修正を頼む
ちょっとした空き時間に、できあがった下書きを読んで「この部分をもっと分かりやすく」「表を追加して」と修正を頼むのにも向いています。1回あたり数分で済むので、隙間時間との相性がとても良いです。
時間のかかる作業を頼んで、そのまま出かける
複数の記事のリライトなど、時間がかかる作業を頼んでから外出し、進み具合をスマホで確認する、という使い方もできます。ターミナル版のClaude Codeでは、/config から設定しておくと、作業が終わったときや判断が必要なときにスマホへ通知を送ってもらうこともできます。
使うときの注意点
便利なRemote Controlですが、使う前に知っておきたい注意点もあります。
- PCはスリープさせない、ただし熱に注意:スリープ中は作業が止まります(スリープから復帰すると、自動で再接続されます)。ふたを閉じて使う場合は、上で紹介したスリープ対策をしておきましょう。そのうえで、カバンの中は熱がこもりやすいので、長時間つけっぱなしにしないのが安心です
- VS Codeは閉じない:Claude Codeを終了すると、スマホからはつながらなくなります
- 公開の判断はPCの大きな画面で:スマホの小さな画面では、記事全体のレイアウトを確認しきれません。スマホから頼むのは下書きまでにして、公開する前にはPCでプレビューを確認するのがおすすめです
- 周りの目にも気をつける:電車の中など人が多い場所では、画面をのぞかれないように注意しましょう
Claude Code Remote Control、まとめ
この記事では、Claude CodeのRemote Control機能を使って、スマホからブログを更新する方法を紹介しました。ポイントを振り返っておきます。
- Remote Controlは、PCで動くClaude Codeに、スマホのClaudeアプリから指示を出せる公式機能
- VS Codeなら「/remote-control」と入力し、スマホアプリの「Code」からセッションを選ぶだけ
- 作業はPC上で動くので、PCのスリープやVS Codeの終了に注意する
- 移動時間や隙間時間が、そのままブログの作業時間になる



PCの前に座れる時間をなんとかひねり出すしかなかった頃を思うと、移動中にブログが進むのは本当に大きな変化です。Claude Codeの準備ができたら、ぜひ一度試してみてください。
- 準備編のまとめ記事:準備の全体の流れと、進める順番を確認する
- エックスサーバーの契約手順と初期設定:ブログを置くサーバーを契約する
- WordPressテーマ「SWELL」のインストール方法と使い方:ブログの見た目を整えるテーマを入れる
- A8.netの登録方法と使い方:紹介する広告を探すASPに登録する
- ラッコキーワードの登録方法と使い方:キーワード調査のツールを用意する
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