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Claude Codeで複数記事を並行して進めるワークフロー術|並列実行のやり方と注意点

「Claude Codeが記事を書き終わるのを、ただ待っている時間がもったいない」「何本もの記事を同時に進められたら、もっと早くブログが育つのに……」

Claude Codeでの記事づくりに慣れてくると、次に気になってくるのが「待ち時間」ですよね。

結論から言うと、VS Codeで複数の会話を開き、1つの会話に1本の記事を担当させるのが、非エンジニアにとっていちばん分かりやすい並行作業のやり方です。ただし、まとめ記事のように複数の記事に関わるファイルは、最後に1つの会話でまとめて更新するのがコツです。この記事では、Claude Codeで記事を並行して進める方法と、具体的な進め方、品質を保つための工夫と注意点を解説します。

この記事のゴール
  • Claude Codeで記事を並行して進める3つの方法が分かる
  • 作業がぶつからない、並行作業の進め方が分かる
  • 記事の数を増やしても、品質を保つ工夫が分かる

Claude Codeが1本書き終わるまで、画面の前で待っているだけの時間があるんですよね……。

私も、複数のClaude Codeを同時に動かして、記事を並行して進めています。ただ、何も決めずに同時に動かすと作業がぶつかることがあるので、分担のルールを決めておくのが大事ですよ。

「カムログ」の執筆者
  • 国立大学卒のサラリーマン
  • 新卒でJTCに入社するも、新入社員研修中にFIREを決意。副業ブログを始めるが、収益が伸びず挫折。いつしかブログは放置。
  • Claude codeと出会い、放置していたブログを久々に動かしてみると、できることの多さに驚く。収益も面白いほど増加。
  • Claude codeで副業ブログを動かすノウハウを発信することで、さらに良い使い方が見えてくるのではないかと思い、本ブログを開始。

目次

複数記事の並行執筆が有効な理由

Claude Codeで記事を書くとき、自分が手を動かす時間は「指示を出す」「下書きを読んで判断する」のわずかな時間です。それ以外は、Claude Codeが調べものや執筆をしている間の待ち時間になります。

記事を並行して進めると、次のようなメリットがあります。

  • 待ち時間を減らせる:1本目を書いてもらっている間に、2本目の指示を出せる
  • 確認をまとめてできる:何本かの下書きがそろったタイミングで、まとめて読んで判断できる
  • 記事同士のつながりを作りやすい:同じカテゴリの記事をまとめて作ると、トーンや内部リンクをそろえやすい

一方で、記事の数がどれだけ増えても、最後に読んで判断するのは自分ひとりです。並行して進める本数は、自分がきちんと確認できる数までにしておきましょう。

Claude Codeで記事を並行して進める3つの方法

Claude Codeで複数の記事を進める方法は、主に次の3つです。

方法やり方向いている場面
1つの会話で、まとめて頼む「このカテゴリの記事を6本、順番に下書きまで進めて」と頼む記事同士のつながりが強いカテゴリを、一気に作りたいとき
複数の会話を同時に開くVS Codeで会話を複数開き、それぞれに別の記事を頼む内容が独立した記事を、同時に進めたいとき
サブエージェントに分担させる1つの会話から、調べものやチェックを複数のサブエージェントに同時に任せる調査やチェックなど、結果の要約だけが欲しい作業

方法1:1つの会話で、まとめて頼む

このサイトの実行編の記事は、1つの会話で「カテゴリ分をまとめて下書きまで」と頼んで作りました。記事は1本ずつ順番に書かれるので、全体の時間は短くなりませんが、そのぶん自分は指示を1回出すだけで済み、記事同士のリンクや言葉づかいもそろいやすくなります。

方法2:複数の会話を同時に開く

VS Codeの拡張機能では、コマンドパレットから「Open in New Tab」または「Open in New Window」を選ぶと、新しい会話を開けます。公式ドキュメントによると、それぞれの会話は別々の履歴とコンテキストを持つので、異なる作業を並行して進められます。

用語解説:コマンドパレットって何?

VS Codeの機能を、名前で検索して呼び出せる入力欄です。Macなら「Command+Shift+P」、Windowsなら「Ctrl+Shift+P」で開き、「Claude Code」と入力すると、Claude Codeに関する操作の一覧が表示されます。

ターミナル版のClaude Codeを使っている場合は、ターミナルのウインドウを複数開いて、それぞれでClaude Codeを起動すれば同じように並行して作業できます。

方法3:サブエージェントに分担させる

サブエージェントは、ほかの作業と同時に裏側で動かせます。たとえば「この3つのテーマについて、それぞれサブエージェントで公式情報を調べて、要点だけ報告して」と頼めば、調べものを同時に進めてもらえます。記事のチェックを担当するエージェントの作り方は、SEO対策エージェントの記事で解説しています。

複数記事の並行執筆、具体的な進め方

ここでは、いちばん使う機会の多い「複数の会話を同時に開く」方法での進め方を紹介します。

  1. 共通の材料を用意する:見出し構成のファイル、キーワードの一覧、CLAUDE.mdのルールを、どの会話からも読める作業フォルダに置いておく
  2. 会話ごとに担当を決める:「この会話では〇〇の記事だけを担当して。ほかの記事のファイルや、まとめ記事は触らないで」と最初に伝える
  3. それぞれ下書きまで進めてもらう:各会話で、本文の執筆から下書き投稿、本文の一致の確認までを進めてもらう
  4. 共通のファイルは最後に1つの会話で更新する:まとめ記事へのリンク追加、記事同士の相互リンク、キーワード一覧の更新などは、全部の下書きがそろってから、1つの会話でまとめて行う
  5. 自分はまとめて確認する:下書きがそろったら、まとめて読んで、直す点を各会話に伝える

4つ目の「共通のファイルは最後に」がいちばん大切です。まとめ記事のように複数の記事に関わるファイルを、2つの会話が同時に書き換えようとすると、片方の変更がもう片方の変更とぶつかって、うまく反映されないことがあります。

移動中にスマホから各会話の進み具合を確認したい場合は、Remote Control機能も便利です(Remote Controlの記事を参照)。

複数記事の並行執筆で品質を維持する工夫

記事を同時に進めると、どうしても1本1本への目配りが薄くなりがちです。品質を保つために、次の工夫をしておきましょう。

工夫理由・やり方
ルールはCLAUDE.mdに書いておくどの会話も同じCLAUDE.mdを読むので、文体や記事の型がそろう。会話ごとに口頭で伝えると、伝え忘れでばらつきが出る
同じキーワードを複数の記事で狙わないキーワードの一覧で、どの記事がどのキーワードを担当するかを先に決めておく。似た記事が2本できるのを防げる
最後に全体を見比べてもらう下書きがそろったら、「この6本を読み比べて、内容の重複や矛盾、トーンのばらつきがないか確認して」と1つの会話に頼む
記事同士のリンクは、IDを確定させてから入れる先にタイトルなどだけの下書きを投稿して記事のIDを決め、そのあとで本文にリンクを入れる。まとめて書いた記事同士を、最初からつなげられる

最後のIDを先に確定させる方法は、このサイトで実行編の記事をまとめて作ったときにも使いました。詳しくは内部リンクの最適化の記事で紹介しています。

複数記事の並行執筆で気をつけたいこと

  • Claudeのプランの使用量が早く減る:会話やサブエージェントを同時にたくさん動かすほど、使用量も多く消費します。Proプランなどでは、使用量の上限に早く届くことがあるので、少ない本数から試しましょう
  • ラッコキーワードのクレジットも同時に減る:それぞれの会話がキーワード調査をすると、そのぶんクレジットを消費します。キーワード調査は、並行作業の前にまとめて済ませておくと安心です
  • 同じ記事を2つの会話で触らない:WordPressの同じ記事を2つの会話が別々に更新すると、あとから更新した内容で上書きされてしまいます
  • 確認の依頼が同時に来ることがある:それぞれの会話から「この操作をしてもいいですか?」と確認が来るので、どの会話の、どの記事の話かを見てから答えましょう

最初から何本も同時に動かすと、どの会話が何をしているのか追いかけるだけで大変です。まずは2本から試して、慣れてきたら少しずつ増やしていくのがおすすめですよ。

複数記事の並行執筆に関するよくある疑問

Q. 会話は何個まで同時に開いていいですか?

A. 決まった数はありませんが、実際には「自分が確認しきれる数」と「プランの使用量」が上限になります。まずは2つから始めて、確認が追いつくかどうかを見ながら調整しましょう。

Q. 「git worktree」を使った並行作業も必要ですか?

A. git worktreeは、主にプログラムの開発で、同じファイルを別々の作業で同時に書き換えるときに使う仕組みです。Claude Codeの公式ドキュメントでも並行作業の方法として紹介されていますが、記事ごとにファイルが分かれているブログの作業なら、使わなくても問題ありません。

Q. 1つの会話でまとめて頼むのと、複数の会話に分けるのは、どちらがいいですか?

A. 記事同士のつながりが強いカテゴリをまとめて作るなら1つの会話、内容が独立した記事を急いで進めたいなら複数の会話、と使い分けるのがおすすめです。迷ったら、管理しやすい1つの会話から始めてみてください。

複数記事の並行執筆、まとめ

この記事では、Claude Codeで複数の記事を並行して進める方法と、品質を保つための工夫を解説しました。ポイントを振り返っておきます。

  • 並行作業の方法は「1つの会話でまとめて」「複数の会話を同時に」「サブエージェントに分担」の3つ
  • 複数の会話で進めるときは、1つの会話に1本の記事を担当させる
  • まとめ記事など共通のファイルは、最後に1つの会話でまとめて更新する
  • 並行する本数は、自分が確認できる数と、プランの使用量に合わせて決める

ここまでで、応用編の内容はひととおり完了です。記事を書く、データを見る、改善する、というサイクルを、Claude Codeと一緒に無理のないペースで回していきましょう。

このカテゴリ(ロードマップ・応用編)の記事一覧は、応用編のまとめ記事で紹介しています。

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