「Claude Codeに作業を任せて、もし記事が壊れたり消えたりしたらどうしよう」「実際に使っている人は、どんなトラブルにあっているの?」
AIにブログの作業を任せるとなると、便利さと同じくらい、トラブルが心配になりますよね。
結論から言うと、トラブルはゼロにはできませんが、「任せる範囲を決める」「確認を仕組みにする」「元に戻せる状態にしておく」の3つをルールにすれば、大きな事故は防げます。この記事では、このサイトと私が運営している別のブログで実際に起きたトラブルと、その原因、再発を防ぐために決めたルールを紹介します。
- Claude Codeでのブログ運営で、実際に起きやすいトラブルが分かる
- トラブルの原因に共通するポイントが分かる
- 再発を防ぐためのルールを、自分のCLAUDE.mdに取り入れられる

失敗談って、なかなか表に出てこないから、逆に気になるんですよね。



そうなんです。だからこそ、私のブログで実際に起きたことを、そのまま紹介しますね。原因と、再発を防ぐためのルールもあわせてお伝えします。
- 国立大学卒のサラリーマン
- 新卒でJTCに入社するも、新入社員研修中にFIREを決意。副業ブログを始めるが、収益が伸びず挫折。いつしかブログは放置。
- Claude codeと出会い、放置していたブログを久々に動かしてみると、できることの多さに驚く。収益も面白いほど増加。
- Claude codeで副業ブログを動かすノウハウを発信することで、さらに良い使い方が見えてくるのではないかと思い、本ブログを開始。
Claude Codeで実際にあったトラブルの内容
トラブル1:記事の本文が丸ごと重複して崩れた
私が運営している別のブログで、2026年9月に起きたトラブルです。Claude Codeに記事を投稿してもらったところ、WordPress側で記事の本文が丸ごと重複し、崩れた状態になってしまいました。
原因は、本文の中の表などのブロックで、「ここでブロックが終わる」という目印を閉じ忘れていたことでした。WordPressのブロックエディターは、この目印を手がかりに本文を組み立てているので、1か所の閉じ忘れで記事全体がおかしくなることがあります。
トラブル2:囲み枠の色を変えたら、編集画面でエラーが出た
このサイトで起きたトラブルです。SWELLの囲み枠の色が見出しと似ていて見分けにくかったので、Claude Codeに色を変えてもらいました。すると、編集画面で「このブロックには、想定されていないか無効なコンテンツが含まれています」というエラーが表示されてしまいました。
原因は、SWELLのブロックのHTMLに、独自の色の指定を推測で書き足したことでした。SWELLのブロックは保存される形が細かく決まっていて、想定外の指定があるとエラーになります。
トラブル3:手元の記事ファイルと、WordPressの本文が食い違っていた
これもこのサイトで、記事を書き進めていたときにClaude Codeが気づいたことです。Claude Codeは記事の本文を作業フォルダのファイルに保存してから投稿していますが、一部の記事で、そのファイルとWordPressの本文が一致していませんでした。
原因は、WordPressの編集画面で、自分で直接記事に手を入れていたことでした。そのまま古いファイルを元に記事を書き直していたら、編集画面で直した内容が消えてしまうところでした。
トラブル4:接続情報のファイルを読み込めなかった
WordPressへの接続情報(URL・ユーザー名・パスワード)は「.env」というファイルに保存しています。このファイルを読み込む処理で、エラーが出たことがありました。
原因は、WordPressのアプリケーションパスワードに半角スペースが含まれていたことです。読み込み方によっては、スペースの後ろの部分が別の命令として扱われてしまいます。Claude Codeがエラーの内容から原因に気づき、スペースを含んだまま読み込める方法に切り替えてくれました。
トラブル5:予告したのにリンクがない、リンクの抜け
記事の中で「実行編の記事で詳しく紹介します」と書いたのに、その記事へのリンクが入っていない箇所が見つかりました。書いた時点ではまだ実行編の記事がなかったため、リンクを貼れないまま残っていたのです。表示が崩れるようなトラブルではありませんが、読者を迷わせてしまう原因になります。
Claude Codeのトラブルの原因
5つのトラブルを振り返ると、原因には共通点があります。
| 共通する原因 | 当てはまるトラブル |
|---|---|
| 決まった形式を、推測で書かせた | トラブル1(ブロックの目印)、トラブル2(SWELLのブロック) |
| 送ったあと、結果を確認していなかった | トラブル1(本文の重複に気づくのが遅れた) |
| 同じ情報が2か所にあり、片方だけが更新された | トラブル3(手元のファイルとWordPress) |
| あとで対応するつもりの作業が、記録に残っていなかった | トラブル5(リンクの抜け) |
どれも、Claude Codeが「悪いことをした」わけではありません。人間でも起こしがちなミスを、確認の仕組みがないまま任せてしまった、というのが本当の原因です。
Claude Codeの「巻き戻し」が効かない変更もある
Claude Codeには、作業を巻き戻す機能があります。ただ、公式ドキュメントによると、巻き戻せるのはClaude Codeがファイルを編集する機能で変更した内容で、コマンドの実行による変更などは対象外です。
WordPressへの投稿や更新は、インターネットの向こう側にあるWordPressに変更を送る作業なので、Claude Codeの巻き戻しでは元に戻せません。WordPress側の変更は、WordPressの「リビジョン」で戻すと覚えておきましょう。
Claude Codeのトラブル再発防止のルール
トラブルをきっかけに、このサイトでは次のようなルールで運用しています。ルールはCLAUDE.mdに書いておき、Claude Codeに毎回守ってもらうのが基本です。
| ルール | 防げること |
|---|---|
| 投稿・更新したら、送った本文とWordPressに保存された本文が完全に一致しているかを確認する | 本文の重複や崩れに、その場で気づける |
| SWELLなどの独自のブロックは、まず自分で1つ作り、保存された形を確認してから真似する | 推測で書いたことによるエラー |
| 既存の記事を直すときは、WordPressから最新の本文を読み込んでから作業する | 編集画面で直した内容が消えること |
| 既存の記事を直すときは、変更前と変更後を見せてもらい、承認してから反映する | 意図しない書き換え |
| 新しい記事は必ず下書きで投稿し、公開するかは自分が決める | 確認していない記事が公開されること |
| 記事の削除や非公開への変更は、どんな場合でも実行前に確認をとる | 取り返しのつかない削除 |
あわせて、そもそもの権限もしぼっています。Claude Codeには、管理者ではなく「編集者」の権限を持つ専用のユーザーでWordPressに接続してもらっているので、サイトの設定やプラグインを勝手に変えられることはありません(WordPressとClaude Codeの連携の記事を参照)。



ルールが増えると面倒に感じるかもしれません。でも、確認の多くはClaude Codeに任せられるので、手間はそれほど増えません。安心して任せるための「保険」だと思ってくださいね。
Claude Codeのトラブルに関するよくある疑問
Q. 記事が壊れてしまったら、どうすればいいですか?
A. まずは慌てずに、WordPressの編集画面の「リビジョン」を確認しましょう。記事が壊れる前の状態が残っていれば、その時点に戻せます。そのうえで、Claude Codeに「なぜ壊れたのか、原因を調べて」と頼み、再発を防ぐルールをCLAUDE.mdに追加してもらうのがおすすめです。
Q. Claude Codeに記事を消されてしまうことはありませんか?
A. 編集者の権限では、記事を削除することもできてしまいます。そのため、このサイトでは「削除や非公開への変更は、実行前に必ず確認をとる」というルールをCLAUDE.mdに書いています。また、Claude Codeの許可モードを、操作の前に確認を求める設定にしておけば、確認なしで実行されることを防げます(Claude Codeのインストールの記事を参照)。
Q. トラブルが起きたとき、自分で原因を調べられる自信がありません
A. 原因を調べるのも、Claude Codeが得意な作業です。表示されたエラーの文章をそのまま貼り付けて、「このエラーの原因と対処法を、非エンジニアにも分かるように教えて」と頼んでみてください。よくあるトラブルの対処法は、トラブルシューティングFAQ集にもまとめています。
Claude Codeのトラブル事例、まとめ
この記事では、Claude Codeでのブログ運営で実際に起きたトラブルと、その原因、再発防止のルールを紹介しました。ポイントを振り返っておきます。
- トラブルの多くは、「推測で書かせた」「結果を確認していなかった」ことが原因
- 投稿後の本文の一致の確認と、お手本の形の確認をルールにする
- WordPress側の変更はClaude Codeの巻き戻しでは戻せないので、リビジョンを使う
- 下書き投稿、差分の承認、削除前の確認で、取り返しのつかない事故を防ぐ
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