「WordPressのインストールはできたけど、次に何を設定すればいいの?」「Claude CodeとWordPressをつなぐって、具体的にどうやるの?」
ブログの器ができても、Claude Codeから記事を投稿できるようになるまでには、いくつか設定が必要です。
結論から言うと、Claude Code専用のユーザーを作り、「アプリケーションパスワード」を発行して渡すだけで、Claude CodeからWordPressへ下書き投稿ができるようになります。どちらもWordPressに標準で備わっている機能なので、プラグインは必要ありません。この記事では、インストール後の初期設定から、連携の手順、接続の確認方法までを解説します。
- WordPressのインストール後にやっておきたい初期設定が分かる
- Claude CodeとWordPressを安全につなげられる
- つながらないときに、どこを確認すればいいかが分かる

AIにブログのパスワードを渡すのって、なんだか怖いです。勝手に記事を消されたりしないんでしょうか……?



その感覚は大切です。だからこそ、管理者のパスワードではなく、権限をしぼった専用のユーザーと、いつでも取り消せる専用のパスワードを使います。このサイトも、まさにこの方法でClaude Codeとつないでいますよ。
- 国立大学卒のサラリーマン
- 新卒でJTCに入社するも、新入社員研修中にFIREを決意。副業ブログを始めるが、収益が伸びず挫折。いつしかブログは放置。
- Claude codeと出会い、放置していたブログを久々に動かしてみると、できることの多さに驚く。収益も面白いほど増加。
- Claude codeで副業ブログを動かすノウハウを発信することで、さらに良い使い方が見えてくるのではないかと思い、本ブログを開始。
WordPressのインストール方法
エックスサーバーの「WordPressクイックスタート」で申し込んだ場合、WordPressはすでにインストールされています。この章は読み飛ばして、次の初期設定に進んでください。申し込みの手順はエックスサーバーの契約手順の記事で解説しています。
クイックスタートを使わずにサーバーを契約した場合は、エックスサーバーのサーバーパネルにある「WordPress簡単インストール」を使います。
- サーバーパネルにログインし、「WordPress簡単インストール」を開く
- WordPressを入れるドメインを選ぶ
- 「WordPressインストール」タブで、ブログ名、ユーザー名、パスワード、メールアドレスを入力する
- 内容を確認してインストールを実行する
インストールが終わったら、「https://自分のドメイン/wp-admin/」を開いて、設定したユーザー名とパスワードで管理画面にログインできるか確認しましょう。
WordPressのインストール後にやっておきたい初期設定
管理画面に入れたら、記事を書き始める前に次の設定を済ませておきます。特にパーマリンクは、Claude Codeとの連携にも関係する大事な設定です。
| 設定 | 場所 | 内容 |
|---|---|---|
| サイトのタイトル・キャッチフレーズ | 「設定」→「一般」 | ブログの名前と、どんなブログかを一言で表す説明文を入れる |
| パーマリンク | 「設定」→「パーマリンク」 | 「投稿名」を選ぶ。記事ごとに分かりやすい英数字のURLを付けられるようになる |
| 検索エンジンでの表示 | 「設定」→「表示設定」 | 「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」にチェックが入っていないか確認する |
| 自分のプロフィール | 「ユーザー」→「プロフィール」 | ニックネームを設定し、「ブログ上の表示名」をログイン用のユーザー名以外にしておく |
パーマリンクが「基本」のままだと、URLが「?p=123」のような数字だけの形になります。また、Claude Codeが使う窓口(REST API)の標準のURLも使えない状態になるので、ここで必ず変更しておきましょう。
ブログの見た目を整えるテーマ「SWELL」の導入は、SWELLのインストール方法の記事で解説しています。
Claude CodeとWordPressの連携に必要なもの
Claude Codeは、WordPressに標準で備わっている「REST API」という窓口を通じて、記事の投稿や編集を行います。この窓口を使うために、次のものを用意します。
| 必要なもの | 役割 |
|---|---|
| httpsで表示されるWordPress | アプリケーションパスワードは、https(SSL)で運営されているサイトで使える機能 |
| Claude Code専用のユーザー(編集者) | Claude Codeが使うアカウント。管理者ではなく「編集者」の権限にして、できることをしぼる |
| アプリケーションパスワード | Claude Codeなどの外部ツール専用のパスワード。管理画面へのログインには使えず、いつでも取り消せる |
| 作業フォルダと「.env」ファイル | 接続情報(URL・ユーザー名・パスワード)を保存しておくファイル |
WordPress 5.6から標準で使えるようになった、外部のツール専用のパスワードです。いつものログインパスワードとは別物で、管理画面へのログインには使えません。ツールごとに発行でき、不要になったらそのパスワードだけを取り消せます。
なぜ「編集者」なのかというと、編集者は記事の作成や編集はできる一方で、サイトの設定の変更や、プラグイン・テーマの追加、ユーザーの管理はできないからです。万が一のことがあっても、被害の範囲をしぼれます。
なお、WordPressをAIとつなぐための公式プラグイン(MCP Adapter)の開発も進んでいますが、2026年9月時点ではまだ正式版の前の段階です。この記事では、WordPressの標準機能だけで完結する、安定した方法を紹介します。
Claude CodeとWordPressの連携設定手順
手順1:Claude Code専用のユーザーを作る
- 管理画面の「ユーザー」→「新規ユーザーを追加」を開く
- ユーザー名(例:claude)とメールアドレスを入力する。メールアドレスは、管理者とは別のものが必要
- 「権限グループ」で「編集者」を選び、ユーザーを追加する
手順2:アプリケーションパスワードを発行する
- 「ユーザー」→「ユーザー一覧」から、手順1で作ったユーザーの「編集」を開く
- 画面の下のほうにある「アプリケーションパスワード」の欄に、分かりやすい名前(例:Claude Code)を入力する
- 「新しいアプリケーションパスワードを追加」をクリックする
- 表示されたパスワードを控える(この画面を閉じると、二度と表示されません)
発行されるパスワードは「abcd EFGH 1234 ijkl MNOP 5678」のように、4文字ずつ半角スペースで区切られた24文字です。
手順3:作業フォルダに「.env」ファイルを作る
VS Codeでブログ用の作業フォルダを開き、「.env」という名前の新しいファイルを作って、次の3行を書き込み保存します。
WP_SITE_URL=https://自分のドメインWP_USERNAME=手順1で作ったユーザー名WP_APP_PASSWORD=手順2で発行したパスワード
パスワードをチャット欄に直接書き込むより、ファイルにまとめておくほうが管理しやすく、ほかの人に見せる画面に写り込みにくくなります。
手順4:CLAUDE.mdに接続のルールを書く
最後に、作業フォルダの「CLAUDE.md」に、WordPressとのやり取りのルールを書いておきます。たとえば、このサイトでは次のようなルールにしています。
- WordPressの接続情報は「.env」から読み込み、REST APIで操作する
- 新しい記事は必ず「下書き」で投稿し、勝手に公開しない
- 記事の削除や非公開化は、実行前に必ず確認をとる
- 本文は、WordPressのブロックエディターの形式(ブロックの目印つき)で書く
ルールを書いておけば、毎回同じ注意をしなくても、Claude Codeがそれに沿って作業してくれます。
Claude CodeとWordPressの接続確認方法
設定ができたら、本当につながっているかを確認しましょう。VS CodeのClaude Codeのパネルで、次のように順番にお願いしてみてください。
- 「.envの情報を使ってWordPressに接続し、ログインしているユーザー名と権限を教えて」とお願いする
- 手順1で作ったユーザー名と「editor(編集者)」が返ってくれば、接続は成功
- 「テスト用の短い記事を、下書きで1つ投稿して」とお願いする
- WordPressの管理画面の「投稿」→「投稿一覧」を開き、テスト記事が「下書き」として入っているか確認する
テスト記事が確認できたら、連携は完了です。確認が済んだテスト記事は、管理画面から自分でゴミ箱に移しておきましょう。
あわせておすすめしたいのが、投稿したあとに、送った内容とWordPressに保存された内容が一致しているかをClaude Codeに確認させる習慣です。私も以前、別のブログでブロックの目印の閉じ忘れが原因で、記事の本文が崩れてしまったことがありました。それ以来、投稿後の確認をルールに入れています。
Claude CodeとWordPressがうまく連携できないときのチェックポイント
つながらないときは、表示されたエラーの内容をもとに、次の表で原因を探してみてください。エラーメッセージをそのままClaude Codeに見せて、原因を聞くのも効果的です。
Claude Codeとの連携でよくあるトラブル
| 症状 | 考えられる原因と対処 |
|---|---|
| 「ログインしていません」「401」などの認証エラーが出る | ユーザー名がログイン用の名前になっているか、パスワードがアプリケーションパスワードになっているかを確認する。いつものログインパスワードでは接続できない |
| パスワードは合っているはずなのに認証エラーになる | アプリケーションパスワードの半角スペースが原因で、ファイルの読み込みがうまくいっていないことがある。Claude Codeに「パスワードにスペースが含まれている」と伝えて、読み込み方を見直してもらう |
| 「403」などのアクセス拒否エラーが出る | エックスサーバーの国外アクセス制限や、セキュリティ系プラグインが原因のことがある。海外のVPNなどを経由していないか確認する |
| 「/wp-json」のURLで「404」になる | パーマリンクが「基本」のままになっていないか確認し、「投稿名」などに変更する |
| アプリケーションパスワードの欄が表示されない | サイトがhttpsで表示されているかを確認する。セキュリティ系プラグインで機能が無効になっている場合もある |
| 投稿した記事が編集画面で「クラシック」表示になる | 本文がブロックエディターの形式になっていない。CLAUDE.mdに「ブロックの目印つきで書く」ルールを追加して、書き直してもらう |
WordPress自体でよくあるトラブル
| 症状 | 考えられる原因と対処 |
|---|---|
| 管理画面にログインできなくなった | エックスサーバーでは、ログインの失敗が短時間に続くとアクセスが一時的に制限される(24時間後に自動で解除)。時間をおいて、正しいユーザー名とパスワードで試す |
| ブログが表示されない(申し込み直後) | 設定の反映に時間がかかっていることがある。しばらく待ってから再度アクセスする |
| プラグインを入れたら画面がおかしくなった | 直前に入れたプラグインが原因のことが多い。そのプラグインを停止して様子を見る |
Claude CodeとWordPressの連携、まとめ
この記事では、WordPressの初期設定と、Claude Codeとの連携の手順を解説しました。ポイントを振り返っておきます。
- インストール後は、パーマリンクを「投稿名」にするなどの初期設定を済ませる
- Claude Codeには、編集者権限の専用ユーザーとアプリケーションパスワードでつなぐ
- 接続情報は「.env」に、作業のルールは「CLAUDE.md」に書いておく
- テスト記事の下書き投稿で、接続を確認してから本番の記事づくりに進む



初めてClaude Codeから下書きが届いたときは、「本当にここまでやってくれるんだ」と驚くと思います。ここまで来れば、ブログ自動化の土台はほぼ完成です。
このカテゴリ(ロードマップ・準備編)の記事一覧は、準備編のまとめ記事で紹介しています。

